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皆さんこんにちは!
SSW、更新担当の中西です。
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます😊
今回は「アスベストって最近よく聞くけど、実際どんなものなの?」という方に向けて、やさしく解説していきます。
アスベストとは、**「石綿(いしわた)」**と呼ばれる天然の鉱物繊維のことです。
実はとっても細かい繊維でできていて、耐熱性・耐久性・絶縁性・防音性などに優れているため、昭和の建物では“万能素材”として重宝されていました。
たとえばこんな場所に使われてきました👇
屋根材や外壁材
天井の吹き付け材
配管の保温材
ボイラーや電気機器の断熱材
軽くて丈夫で加工しやすく、コストも安かったことから、学校、病院、ビル、工場…といった多くの建物で利用されてきたんです。
そんな便利なアスベストですが、健康への影響が非常に大きいということで、現在では大問題になっています。
アスベストの繊維は髪の毛よりもずっと細く、空気中に舞い上がると、目には見えないほど微細な粒子となって体内に入り込みます。そして、長い年月をかけて肺に蓄積し、以下のような病気を引き起こすリスクがあります。
中皮腫(ちゅうひしゅ)
肺がん
アスベスト肺(じん肺の一種)
これらは**“20年〜40年”という長い潜伏期間**ののちに発症することがあり、「静かな時限爆弾」とも呼ばれています。
はい。現在、日本ではアスベストの製造・輸入・使用はすべて禁止されています。
しかし、古い建物や設備には今もアスベストが残っている可能性があり、知らずに解体したり穴を開けたりすると、繊維が飛散してしまう危険性があります。
だからこそ、建物の改修や解体を行うときには、専門の調査・除去作業が必要なんです。私たちのような専門業者が、正しい知識と技術で安全に取り扱うことが求められています。
次回もお楽しみに!
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